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商品の説明 著者からのコメント 私の家の近くに24時間営業のスーパーがあり、店に入ってすぐの棚では、有名飲料メーカーの500mlペットボトル入りのお茶が98円で販売されています。
ところが、店の前の自動販売機でも同じお茶が売っていて、その価格は150円です。
移動に10秒もかからない場所で98円で売られているお茶が、自動販売機では150円で売られていて、しかも結構売れているようなのです。
ともに冷やしてあり、もちろん同じ味です。
同じモノがすぐ近くで異なる価格で売られていて、どちらで買う人もそれなりにいるのはなぜか? 自動販売機で150円で買ってしまう消費者は合理的ではないのか? じつは、150円で買うことが合理的だと思われるケースも多いが、それはなぜか?本書は、身近な「モノやサービスの価格」について、「消費者の視点」で理解することを目的にした経済の入門書です。
しかも、徹底してひとつのコンセプトに絡めて考えます。
それは「コスト」です。
ただし、かなり広い意味でのコストに注目します。
石油がほとんど採れないはずの日本が、ガソリンや軽油の輸出を大幅に増やしているのはなぜか? どんどん高機能化するデジカメの価格がどんどん安くなるのはなぜか? 100円ショップの安さの秘密はどこにあるのか? といったことも考えます。
もちろん、表題にあるように、スタバのコーヒーの価格についても考えます。
じつは、本書の結論は「グランデを買え」というものではありません。
こういった本のタイトルは少し大げさなのです(お許しください)。
スタバのコーヒーの話は、本書が取り上げているたくさんの話題のひとつにすぎません。
スタバのコーヒーに興味がない人でも、身近なモノやサービスの価格に興味があれば、ご一読いただければと願っています。
内容(「BOOK」データベースより) あのモノやサービスの値段はどうやって決まっているのか?有名コーヒー店の値段のしくみ、携帯電話の超複雑な料金体系、映画DVDの「だんだん値下げ」、100円ショップの安さの秘密…今まで「そういうものだ」と思っていた社会のしくみに、経済学というフィルターを通すと、意外な理由が見えてきます。
著者について 吉本佳生経済学者(エコノミスト)。
1963年三重県紀伊長島町生まれ。
名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学。
大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、マクロ経済学、ミクロ経済学、経済数学、国際経済学、ファイナンス論などの講義・演習を教える経験をもつ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉本/佳生 経済学者(エコノミスト)。
1963年三重県紀伊長島町生まれ。
名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学。
大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、マクロ経済学、ミクロ経済学、経済数学、国際経済学、ファイナンス論などの講義・演習を教える経験をもち、主な著書に『金融広告を読め』(光文社新書)、『金融工学の悪魔』、『ニュースと円相場から学ぶ使える経済学入門』、『The Economistの記事で学ぶ「国際経済」と「英語」』、『The Economistの記事で学ぶ「国際金融」と「英語」』(以上、日本評論社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 登録情報 単行本: 284ページ 出版社: ダイヤモンド社 言語: 日本語 ISBN-10: 4478002290 ISBN-13: 978-4478002292 発売日: 2007/09/14 商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm